こんにちわ!くろかぶとです
「投資の神様」「オマハの賢人」などの呼び名で有名なウォーレン・バフェット率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが日本の5大商社株を5%超購入していたというニュースが出ました
投資の神様が買うってことは買いなんか?
キーワードはコモディティ
コモディティとはエネルギー、金属、資源、穀物などの商品のことを言います。バークシャー・ハサウェイは金鉱株を買ったというニュースにもあるとおり、コモディティ投資に力を入れようとしていることを表しています。
商社とは「調達と販売」で幅広い商品の輸出入を担う事業で始まりましたが、その後は情報網や海外ネットワークを活かした事業投資にも力をいれています。特に資源事業の割合が大きい傾向があり、コモディティ投資に目を向けていると考えられるバフェットにとって魅力的な投資先と映ったのではないでしょうか。
なんで今コモディティなんや??
このグラフは株式に対するコモディティの価値を表している。上に行けばコモディティは割高、下に行けば割安だが、ここ数年は見事にコモディティが割安であることを示しています。
過去のミドリ色の○のようにあと数年で、またコモディティの価値が大きく上がることをバフェットは予想しているのでしょう。
では日本の5大商社について見ていきましょう
日本の5大商社の特徴
それぞれ資源分野の(石油や金属)と非資源分野(生活必需等)の割合に特徴があります。
・伊藤忠商事(8001)資源に頼らない事業内容にシフトしている。右肩上がりの業績。コロナ禍でも比較的業績安定。非資源分野で一番の強み。
・丸紅(8002)食料や発電分野に強み。資源で大きく損失を出し、利益を落としている。
・三菱商事(8058)三菱グループの力を活かした総合力が高い。ローソンやケンタッキーなどにも注力しているが、まだ資源分野の割合が高い。
・三井物産(8031)資源分野に強みがあり、今後も資源への投資を続けていく方針。
・住友商事(8053)メディア事業・システム開発事業やスーパーなど非資源に力を入れているが、金属分野での不安定感がある。
5大商社株の比較
5大商社株は万年割安株と言われることが多いです。
コングロマリット・ディスカウントというのですが、事業分野が広く具体的になにをやっているのかわかりにくいために、売られ、株価が下がりやすいという特徴があります。
最近の株価や決算を見ても伊藤忠は非資源の割合を高めながら安定した経営をしていますが、丸紅や住友は業績が厳しい状況であり、バフェットの真似をしてとりあえず五大商社を買っておけばよいという単純な話ではありません。
つまり、投資の神様が買ったからといって「個人投資家は買い」というわけではないガオ・・・
結論
バフェットの真似した5大商社株大人買いは勧めない!
伊藤忠・三菱・三井の中から資源・非資源・総合力のどれを重視するかで投資するところを選ぶ!
結果的に、数年後バフェットの予想通りコモディティの価格上昇の波に乗れたとしたら大きく利益をとれる可能性を期待するという感じで良いと思います。
くろかぶとは非資源で好調の伊藤忠と総合力の三菱に投資しています^^
万年割安株として名高い5大商社ですので、この通りの動くかは不明ですが、配当が高いという点でも長期で持つのに適しているといえますので、株価が下がったときに買い増していきたいと考えております。
投資額が少ないうちは1株から購入できるネオモバイル証券がおススメです。
私も日本株の購入はここをメインにしています。
小額から始める日本株の高配当投資についてはこちらの記事をぜひご覧ください。
バフェットの目論見通りコモディティの価格が上昇してくれたらいいなぁ
マタマタガオー^^
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