こんにちわ!雪にうんざり・・・くろかぶとです^^
今日はギリシャの海運会社スター・バルク・キャリア―ズ(ティッカーシンボル:SBLK)について書いていきます。
この会社の株価は11月の6ドル台前半からズンズン上昇し、1月14日に12ドルを突破しました。
11月に投資していれば2か月でダブルバガーやん・・・スゲー!
今後も投資対象となるのか見ていきたいと思います。
SBLKの歴史
スター・バルク・キャリア―ズはギリシャを拠点とする海運会社。事業内容はドライバルク運搬船の艦隊を所有し、運営しています。ドライバルク運搬船とは鉄鉱石や穀物などの様々な資源を梱包せずに大量に輸送することができる「バラ積み船」のこと。SBLKの艦隊は100隻以上の運搬船からなり、これらの総載貨重量トン数(船を安全に航行できる積載量の総和)は1280万DWTを誇っている。このドライバルク運搬船で、鉄鉱石、石炭、穀物、ボーキサイト、肥料などをアメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界各地に輸送しています。
SBLKは2006年にNasdaqに上場されました。その後2007年に1100ドルの最高値をつけてから下落の一途をたどり、今に至ります。
え・・1100ドルまでいったのに、ずっと低迷してるやん・・
SBLKの売上高はここ10年で順調に増加していますが、これは大規模な設備投資を行ったことによるもので、コロナの以前から赤字も出している会社です。
そのため株価が下がったまま割安に放置されてきました。いわゆるバリュー株です。
株価が下がった理由はわかったけど、今後はまだ上がるんか?
SBLKのこれから
直近の2020年第3四半期は純利益2330万ドルで黒字に回復しており、これからも良い決算が続くと考えられます。
これは中国などで経済回復のための公共工事が活発になるにつれて鉄鉱石の需要が高まっているためであり、この傾向は今後も続くためです。
また、鉄鉱石の価格高騰は中国、ブラジル、オーストラリア、カナダなどの資源国にとっては経済の活発化につながります。これに伴い運搬量の増加も見込めることからSBLKにとっては追い風と言えます。
また、船舶用排気ガス浄化システムをいち早く導入しており、ほぼ100%の船舶に導入済みであり、環境に対する配慮が好感されています。
今まで頑張ってきた設備投資が報われるときが来たガオ^^
SBLK今からでも買い?
投資家から長く避けられていた船株ですが、今後のコモデティ価格の高騰見通しや需要の増加によって注目が集まっています。またSBLKは環境に対する配慮にも積極的に取り組んでおり、ポジティブな要素が多い印象があります。
しかし、ここ10年の業績としては安定せず赤字も出していることから安心して投資しづらいという投資家が多いのも事実です。
くろかぶととしては「噂で買って、事実で売る」という言葉が示す通り、SBLKは期待で上がっていると思っています。次の決算は恐らく良いものとなります。ですが好決算が続く限りホールドかと言われるとそういう銘柄ではないと思われます。
しかし、コモディティの18年周期の上昇サイクルは2025年頃まで続くということもあり、まだまだ株価が上昇することも期待できます。
結局どっちなの?買うの?買わないの?
くろかぶとは実は11月にインしているので、株価を見ながら買い増しも考えています。
ですが、今から買いかと言われると買いではないと考えます。理由は二つあります。
1つは株価が下がりやすい2月を目前にしていること。
もう1つは、バイデン新大統領の政策が株価に与える影響が不透明であること。
そのため、SBLKに限らず、今はポートフォリオのリスクを落としておくことを一番に考えるべきです。
そして2月の株価推移を確認して、また上がってきたら買いを考えるという慎重な姿勢でいくべきだと考えます。
私もグロース株の比率を下げたり、キャッシュの比率を上げたり、リスクオフの動きをしています・・・
2021年も相場から退場することなく少しでも利益を得られるように頑張っていきます。
今年もよろしくお願いしますガオ^^
マタマタガオー^^
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